チャンピオンズリーグ2025 東京でポケモンカード新弾「超電ブレイカー」が10月18日(金)に発売がされることが正式に発表された。新カードの紹介も続々とされる中で、主であるハンター田中としては「ピカチュウex」や「ミカンのまなざし」のレアリティSARが収録されるのかが気になる所だ。
収録カード紹介
ピカチュウex / テラスタル(RR/SR)
【特性】がんばりハート
このポケモンのHPがまんたんの状態で、このポケモンがワザのダメージを受けてきぜつするとき、きぜつせず、残りHPが「10」の状態で場に残る。
【技①】草雷鋼 トパーズボルト 300
このポケモンについているエネルギーを3個選び、トラッシュする。
同パック収録のレアコイルの特性「かじょうほうでん」やロスト構築「ミラージュゲート」等でエネ加速することが運用として想定される。環境トップのリザードンex、ドラパルトexはHP300以上のため「トパーズボルト」で一撃の気絶は出来ないが、同パック収録の「グラビティーマウンテン」等を利用して打点を補填すれば活躍する可能性は大いにある。
モノズ・ジヘッド・サザンドラex/ テラスタル(RR)
【技①】悪無 クラッシュヘッズ 200
相手の山札を上から3枚トラッシュする。
【技②】超悪鋼無 オブシディアン 130
相手のベンチポケモン2匹にも、それぞれ130ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
「オブシディアン」はサザンドラらしくバトル場、ベンチ合わせて同時に3体のポケモンに130ダメージを与える非常に強力な技だ。ただエネ4枚が必要なため、環境上位に食い込むにはエネ加速の手段をどうするかが重要である。
シャリタツex / テラスタル(RR)
【技①】炎水 ふいうちポンプ 100
このワザのダメージは、相手のバトルポケモンにかかっている効果を計算しない。
【技②】炎水悪 シナバールアー
自分の山札を上から10枚見て、その中からポケモンを好きなだけ選び、ベンチに出す。残りのカードは山札にもどして切る。
「シナバールアー」は山札の上から10枚見て、進化ポケモンの有無を関係なくベンチにポケモンを出すことができる。「ゼロの大空洞」でベンチの上限を8体にして展開したり、たねポケモンの採用枚数を下げた面白いデッキのギミックとして採用されそうだ。
ナマケロ・ヤルキモノ・ケッキングex(RR)
【特性】さぼりたいしつ
相手の場に「ポケモンex・V」がいないなら、このポケモンはワザが使えない。
【技①】無無 グレートスイング 280
このポケモンについているエネルギーを1個選び、トラッシュする。
ケッキングにぴったりの特性「さぼりたいしつ」、デメリットはあるが環境としてex・Vが採用されていないデッキは非常に少ない。シャリタツexから展開すれば面白いデッキ構築になりそうだ。
ミロカロスex(RR)
【特性】きらめくウロコ
このポケモンは、相手の「テラスタル」のポケモンからワザのダメージや効果を受けない。
【技①】水無無 ヒプノスプラッシュ 160
相手のバトルポケモンをねむりにする。
「テラスタル」ポケモンは環境で猛威を振るうため非常に強力な特性だが、テラスタル以外には無力なためミロカロスexをどのように運用していくか考えどころだ。
コイル・レアコイル・ジバコイル
【特性】かじょうほうでん
自分の番に1回使えて、使ったなら、このポケモンをきぜつさせる。自分のトラッシュから基本エネルギーを3枚まで選び、自分の雷ポケモンに好きなようにつける。
レアコイルARは海外では収録がリークされている。非常に強力な特性なため、ARレアリティでピカチュウexと合わせて運用したい。
トゲピー・トゲチック・トゲキッス
【特性】ワンダーキッス
このポケモンがいるかぎり、相手のバトルポケモンがきぜつするたび、自分はコインを1回投げる。オモテなら、サイドを1枚多くとる。この効果は、この特性を持つポケモンが何匹いても、重ならない。
トゲキッスの特性は非常にユニークで良い。運要素も絡むがバトル自体が盛り上がりつつ、サイドを1枚多くとるのは強力だ。
テラパゴス
【技①】無 プリズムチャージ
自分の山札から、それぞれちがうタイプの基本エネルギーを3枚まで選び、自分の「テラスタル」のポケモンに好きなようにつける。そして山札を切る
「テラスタル」ポケモンのエネ加速でテラパゴスの「プリズムチャージ」がスタンダードになっていくか見守っていきたい。
【グッズ】ミラクルインカム
自分のトラッシュからサポートを2枚まで選び、相手に見せて、手札に加える。
新弾のACE SPEC枠、「ともだちてちょう」と違いトラッシュからサポートを2枚手札に加えられる効果は非常に優秀だ。トラッシュに「ボスの指令」がある場合などはタイミング次第で大きな武器になる。ただ、サポートは1ターンに1枚しか使用できない為、競争の激しいACE SPEC枠に選ばれるかは今後の環境次第である。
【サポート】ミカンのまなざし・シアノ
【ミカンのまなざし】
次の相手の番、自分のポケモン全員が、相手のポケモンから受けるワザのダメージは「-30」される。(新しく場に出したポケモンもふくむ。)
【シアン】
自分の山札から「ポケモンex」を3枚まで選び、相手に見せて、手札に加える。そして山札を切る。
「ミカンのまなざし」はおそらく実用的な効果ではないが、主としてはSRやSARのイラストに期待している。「シアノ」についてはデッキに合わせて導入される機会もあるだろう。
【スタジアム】エキサイトスタジアム・グラビティーマウンテン
【エキサイトスタジアム】
おたがいの場のたねポケモン全員の最大HPは、それぞれ「+30」される。
【グラビティーマウンテン】
おたがいの場の2進化ポケモン全員の最大HPは、それぞれ「-30」される。
「エキサイトスタジアム」はミライドンexデッキ等で活躍が想定される、「グラビティーマウンテン」は相手がリザードンex、ドラパルトex等のデッキであれば非常に刺さる1枚だろう。