はじめに
アパレル業界に革命を起こしたZOZOの創業者である、前澤友作さんが新サービス「カブアンド」の提供を開始するということなので、当ブログでご紹介させて頂きます。
カブアンドは既に「堀江貴文 ホリエモン」や「令和の虎」などの人気YouTubeチャンネルに多数取り上げられており、リリース前に非常に話題になっています。
サービス内容
「カブアンド」は生活様式に関わる6つのサービスを提供する会社になります。
端的に言えば、サービス利用で株が受け取れるサービスになります。
これまで多くの企業は価格やプラン、ポイント経済圏などで差別化を測り、顧客を獲得してきました。
それに対して前澤さんは”株を配る”という新たな選択肢を投じてきたということになります。
※具体的なサービス内容の発表は11月20日(水)
メリット
①サービス利用で無料で株式が貰える
カブアンドは証券口座の開設や銘柄選択も必要ないため、手軽に株主になれるという魅力があります。
※株の売却時は証券口座開設が必要
②既存サービスと同価格帯で利用できる可能性がある
仮に東京電力をそのまま利用しているようなユーザーであれば、同価格またはそれ以下で利用できると想定されます。
③株価の値上がり益を期待できる
仮にカブアンドが上場すれば株式の売却も容易になり、上場時は株価が上がりやすいという特徴もあるため、値上がり益を得られる可能性があります。
デメリット
①株価の安定性
ポイントであれば有効期限が切れない限りは基本的に価値は失いません。
ただ、株は株価が上下することで利益や損失を生むものなので、ポイントと比べればリスクもあります。
株を現金で買うわけではありませんが、仮に10万円分の株を獲得しても、翌日には5万円になるリスクも想定されます。
②未公開株について
未公開株は流動性が低く、価格が不透明かつ、情報開示義務はないため、適切な投資が行いづらいという側面があります。
もちろん、前澤さんが行うビジネスなので期待感はありますが、一般的に会社が上場する確率は低いため、未公開株への投資はギャンブル性があると言えるでしょう。
当ブログの見解
カブアンドのビジネスモデルは代理店の立ち位置になるため、「KABU&○○」の6つのサービス内容が既存で多くの顧客を抱える他社サービスの内容を大きく上回るのは難しいと考えます。
例えば、「KABU&モバイル」がNTTドコモの提供する通信より高品質かつ価格も安くするというのは、業界のことを詳しく知る方であれば無理だと分かります。
そのため、ハンター田中の独自の見解としては、株はあくまでオマケで、11月20日に開示されるサービスの内容自体にメリットがあれば「KABU&」を利用するべきだと考えます。
最後に
今回はZOZO創業者で一流ビジネスマン、前澤友作さんの新たな挑戦「カブアンド」についてご紹介しました。
YouTubeの配信内容からも前澤さんの語るビジョンは、ワクワクする内容だったため、引き続き、「カブアンド」に注目していきたいと考えます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回の記事が少しでも皆様の興味を優先した内容であれば幸いです。
ハンター田中